縮毛矯正をしているのに表面がパヤパヤする髪を、カット+縮毛矯正で長めボブに整えた症例

縮毛矯正履歴のある髪をカットと縮毛矯正で整えた艶のある長めボブ ご相談例
仕上がり。長めボブのまとまりと艶が出ています。

縮毛矯正をしているのに、時間が経つと表面がパヤパヤしてくる。

内側に少しうねりが残って、乾かしてもなんとなくまとまらない。

髪が長くなって、乾かすのも大変になってきた。

今回のお客様は、以前から縮毛矯正を続けている方です。

全体の縮毛矯正から約7ヶ月ほど経ち、前髪だけは途中で別に縮毛矯正をしている履歴がありました。

今回は、長さをロングから長めのボブまで切り、表面のパヤつきや内側のうねりを見ながら、縮毛矯正で整えています。

施術前の状態

施術前は、ロングの状態でした。

毛先には少し明るくなった履歴があり、表面には細かいパヤつきが出ています。

縮毛矯正履歴があり表面にパヤつきが出ているロングヘアの施術前
施術前。ロングの状態で、表面に細かいパヤつきが出ていました。

ぱっと見ると大きく崩れている髪ではありません。

ただ、表面に細かい毛が浮きやすく、光の反射が乱れることで、少しパサついて見えやすい状態でした。

縮毛矯正をしている髪でも、時間が経つと根元のクセが伸びてきます。

さらに、以前かけた部分の質感や、髪の年齢変化による細かいうねりが重なると、全体としてパヤパヤして見えることがあります。

内側のうねりも確認します

表面だけを見ると、クセの強さや残り方は分かりにくいことがあります。

今回も、髪をめくって内側を見ると、中間付近に少しうねりが残っていました。

縮毛矯正履歴がある髪の内側に残るうねりを確認している写真
内側をめくって、うねりや既施術部の状態を確認します。

ここで大切なのは、ただ強い薬剤を使えば良いわけではないということです。

縮毛矯正履歴がある髪は、根元・中間・毛先で髪の体力が違います。

根元は新しく伸びた髪。

中間は以前の縮毛矯正が残っている髪。

毛先はカラーや毎日のドライヤー、アイロンの影響も受けている髪。

同じ一本の髪でも、場所によって必要な薬剤の強さは変わります。

濡らした状態で髪の体力を見る

縮毛矯正では、乾いている時だけで判断しません。

濡らした時にどのくらい柔らかくなるか、引っ張った時にどのくらい伸びるかも確認します。

濡らした状態で縮毛矯正履歴のある髪の体力を確認している写真
濡らした状態でも、髪の柔らかさと反応を確認します。

濡らした時に髪が柔らかくなりやすい場合、クセが気になるからといって強く攻めすぎると危険です。

かかりが少し甘い場合は、後から調整できることがあります。

でも、かかりすぎて髪が硬くなったり、ビビりに近い状態になると、切るまで長く残ってしまいます。

だからこそ、今回は髪の柔らかさを見ながら、安全側に寄せて薬剤を選びました。

今回は長めボブにカット

お客様は、髪が長くて乾かすのが大変になっていました。

ただ、短く切りすぎると、後ろのクセが早く気になりやすくなることがあります。

また、ボブを軽くしようとして毛量を大きく減らすと、内側に短い毛が増えます。

短い毛が増えると、伸びてきた時にクセが目立ちやすくなり、縮毛矯正の持ちにも影響します。

そのため今回は、短すぎるボブではなく、肩に当たるか当たらないくらいの長めボブにしました。

毛量調整も、たくさんすくのではなく、乾きやすさと通気感を出す程度にしています。

乾かしただけの状態

こちらは、乾かしただけの状態です。

縮毛矯正とカット後に乾かしただけでまとまる長めボブ
乾かしただけの状態。長めボブに切り、面が整いやすくなりました。

ロングから長めボブに切ったことで、毛先の明るく乾きやすい部分がかなりなくなりました。

表面のパヤつきも落ち着き、全体の面が整いやすくなっています。

縮毛矯正は、ただ真っ直ぐにするためだけの施術ではありません。

クセや細かいうねりで乱れていた面を整えることで、もともとの髪の艶やまとまりが見えやすくなります。

仕上がり

仕上がりは、長めボブのまとまりと艶が出ました。

縮毛矯正履歴のある髪をカットと縮毛矯正で整えた艶のある長めボブ
仕上がり。長めボブのまとまりと艶が出ています。

今回は、強く攻めることよりも、髪の体力を見ながら丁寧に整えることを優先しています。

縮毛矯正を続けている髪は、毎回同じ薬剤で同じようにかければ良いわけではありません。

前回からどのくらい経っているか。

どの部分にクセが出ているか。

以前かけた部分がどのくらい残っているか。

濡らした時に髪がどのくらい柔らかくなるか。

そういった状態を見ながら、その時の髪に合わせて施術を変えていきます。

白髪やカラーが気になる場合

今回のお客様は、白髪や細かいチリつきも気にされていました。

ただ、通常の白髪染めでかゆみが出やすい方もいます。

その場合、無理に頻繁なカラーを続けるより、ヘアマニキュアやカラートリートメントでつなぐ方法もあります。

特に見える顔周りだけをカラートリートメントでカバーできると、美容室でのカラー頻度を少し空けやすくなります。

髪をきれいに見せるためには、縮毛矯正だけでなく、カラーの頻度やホームケアも含めて考えることが大切です。

縮毛矯正履歴がある髪で悩んでいる方へ

縮毛矯正をしているのに、表面がパヤパヤする。

以前より髪が柔らかくなった気がする。

長さが出て、乾かすのが大変になってきた。

短くしたいけれど、クセが出やすくなるのは不安。

そういう場合は、縮毛矯正をかけ直すかどうかだけでなく、カットの長さ、毛量調整、髪の体力、白髪染めの頻度まで一緒に考える必要があります。

HairUnknownでは、クセの強さだけで判断せず、過去の縮毛矯正履歴や髪の柔らかさ、普段のお手入れまで見ながら施術を考えています。

今の髪に縮毛矯正が必要なのか。

毛先まで薬剤をつける必要があるのか。

カットで扱いやすくできる部分はないのか。

一度、今の髪の状態を見せてください。

その場だけきれいに見せるのではなく、次回以降も髪を守りながら続けられる方法を一緒に考えます。

縮毛矯正をしているのに表面がパヤパヤする方へ

根元のクセ、既施術部の残り、髪の柔らかさ、カットの長さまで見ながら、今の髪に必要な施術を一緒に判断します。