髪全体に強いクセがあるわけではないのに、表面だけパヤパヤする。
湿気の時期になると、表面の細かい毛がふわふわ出てきて、髪がまとまって見えない。
こういうお悩みは、実はとても多いです。
こうした状態が続くと、「自分の髪は汚いのかな」「もともときれいな髪ではないのかな」と感じてしまう方もいます。
でも、髪そのものが汚いわけではありません。
クセや細かいうねりで髪の面が乱れると、光がきれいに反射しにくくなり、パサつきやダメージのように見えることがあります。
クセが整うことで、もともと髪が持っている艶やまとまりが見えやすくなることがあります。
今回のお客様も、全体に大きなうねりがあるタイプではありませんでした。
ただ、表面のパヤパヤした毛と、内側・襟足付近のクセが気になる状態でした。

仕上がりは、乾かしただけでこのまとまりです。
※アイロンやブローで伸ばして見せている仕上がりではありません。

まず確認したのは、表面ではなく内側のクセです
表面のパヤパヤが気になる場合でも、最初に見るのは表面だけではありません。
内側にどのくらいクセがあるのか。
襟足に強いクセが隠れていないか。
前髪や顔まわりに、別のクセが出ていないか。
そういう部分を見ながら、縮毛矯正が必要なのか、トリートメントで整えられる範囲なのかを判断します。
今回のお客様は、全体のクセはそこまで強くありませんでした。
ただ、後頭部の内側と襟足に少し強いクセがあり、表面のパヤパヤも目立ちやすい状態でした。

パヤパヤは、トリートメントだけでは難しいことがあります
「パヤパヤしているから、トリートメントをすれば収まるのかな」
そう思われる方も多いと思います。
もちろん、髪が乾燥していたり、ダメージで広がっている場合は、トリートメントが有効なこともあります。
ただ、パヤパヤの原因がクセの場合は、トリートメントだけでは根本的に取れないことがあります。
その場ではきれいに見えても、時間が経つとまた戻ってしまう。
湿気の日になると、また表面だけふわふわ出てくる。
そういう場合は、髪のクセそのものを整える必要があります。
これは、汚い髪をきれいな髪に変えるというより、クセで隠れていた本来のきれいさを見えやすくする、という考え方に近いです。
今回のケースも、トリートメントでごまかすというより、縮毛矯正で表面のパヤパヤしたクセを整える方が合っている状態でした。
ただし、強い薬を使えばいいわけではありません
ここが難しいところです。
今回のお客様は、全体に強いうねりがあるわけではありません。
強いうねりを取るための強い薬剤を使えばいい、という状態ではありませんでした。
一方で、表面のパヤパヤを取るためには、ある程度の薬剤の力も必要です。
さらに髪質はかなり柔らかく、濡れると少し伸びやすい繊細な状態でした。
毛先には、過去のブリーチ履歴もありました。
つまり、薬剤を弱くしすぎるとパヤパヤが残る。
でも、強くしすぎると髪に負担が出る。
このバランスを見ながら施術する必要があるケースでした。
毛先のブリーチ履歴も見ながら、負担を抑えて施術します
縮毛矯正は、髪の状態に合わせて薬剤を調整することがとても大切です。
特に、毛先にブリーチ履歴がある場合は注意が必要です。
ブリーチ部分は、見た目以上に髪の体力が少なくなっていることがあります。

そのため、根元から毛先まで同じように薬剤を効かせると、毛先に負担が出やすくなります。
今回は、表面のパヤパヤを整えながら、毛先のブリーチ部分にも負担が出すぎないように施術しました。
強く伸ばすというより、ダメージを抑えながら柔らかく整えるイメージです。
仕上がりは、乾かしただけでまとまる状態へ
仕上がりは、乾かしただけでまとまる状態になりました。
表面のパヤパヤが収まり、髪の面が整うことで、光の反射もきれいに見えます。
内側のクセも伸びているので、髪を下ろした時のまとまりも良くなりました。
毛先は、必要であればご自宅で軽くアイロンを通して内巻きにするのも良いと思います。
ただ、基本的には乾かしただけでもかなり扱いやすい状態です。


表面のパヤパヤが気になる方へ
表面のパヤパヤは、髪が傷んでいるだけとは限りません。
自分の髪が汚いと思ってしまう必要もありません。
クセや細かいうねりが出ていることで、きれいに見えにくくなっている場合があります。
クセが原因の場合もあります。
その場合、トリートメントだけで何度も整えようとしても、根本的な解決にならないことがあります。
もちろん、傷んでいる部分にはトリートメントも大切です。
でも、クセが出ている部分は、縮毛矯正で整えた方が扱いやすくなることがあります。
大切なのは、髪の状態を見て判断することです。
クセなのか、ダメージなのか。
薬剤をどのくらい効かせるべきなのか。
ブリーチ履歴や髪の柔らかさを見て、どこまで施術できるのか。
HairUnknownでは、無理に強く伸ばすのではなく、髪の状態に合わせて、できるだけ負担を抑えながら扱いやすい髪を目指します。
表面のパヤパヤが気になる方、トリートメントをしてもすぐ戻ってしまう方は、一度ご相談ください。
今の髪に縮毛矯正が必要なのか、別の方法が合っているのかも含めて、一緒に考えます。
表面のパヤパヤが気になる方へ
トリートメントをしてもすぐ戻ってしまうパヤパヤは、クセが原因の場合があります。髪質や履歴を見ながら、縮毛矯正が合うのか、別の方法が良いのか一緒に考えます。
